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小学生と中学生の通学用運動靴(スクールシューズ)の選び方
小学生や中学生のお子さんがいる親御さん向けに記事を書いています。
子供の成長に合わせて、靴を選びください。
足に合わない靴を履かせてしまうと足が変形してしまいます。
成長に合わせた大き目のゆとりを靴に持たせて足の指の負担軽減をさせてください。
スクールシューズ 白、運動靴 白で探している方にお役にたてれば。
靴は白い靴ではないのですが、構造と用途が分かるよう伝えますので。
どのようなところを注意して通学用の運動靴を選ぶのかを分かりやすく書きたいと思います。
アッパー素材の違い
通学用として、高い運動機能もある低価格でコストパフォーマンスに優れている3社の運動靴です。
この靴のカテゴリーはランニングシューズです。
ミズノとアシックスは中学生の体育でも適しているので、この白色をスクールシューズで履いていると思います。
ランニングシューズなので、クッション性は抜群なのですが、ランニングシューズだから、アッパー素材。
靴の周りの素材が最近の物はメッシュ地の網目が広くなっていて、アシックスはいいのですが。
ミズノの場合はアッパーのメッシュ地が広く。
アディダスも同じです。
これは、ランニングシューズなので、もともとコンクリートの上を歩くことを目的として作られていることが多いです。
小学校や中学校はかけっこしたり、体育でサッカーなどをすると、昔の靴はこんなにメッシュ地じゃなかったのですが、最近の靴はメッシュ地がとても高機能になったので、砂ぼこりを靴下にまとい、じゃりじゃりになります。
この中では一番アシックスがアッパーのメッシュが細かいので、良いのですが、アッパー素材も考えると良いです。
今でも売っていますが。
これは昔のアシックスの競技者用の運動靴なのですが、アッパーが昔はこんな感じで、砂ぼこりが入りにくかったのですよ。
こちらはニューバランスの靴なのですが、この様にアッパーがメッシュ地じゃないのが分かると思います。
こういった靴もあるということを理解してください。
小学生はまだいいですが、中学生に成ると体育で激しい運動をした時に、最近の主流はメッシュ地が広いので、じゃりじゃりになるので。
メッシュではないアッパー素材もいっぱい出ています。
ソールのクッション性とグリップ性
これを見れば、メーカーによっての違いがよく分かると思いますが。
ソールの裏の作りで、何向きの靴だか分かります。
上に並べてあるのはランニングシューズなのですが、ソールの溝の作りや突起の作りで何向きだか分かります。
これはミズノのソールなのですが、溝も多いし、かかとはコンクリート向けの作りになっています。
校庭での土をグリップする性能も備えて、コンクリートの上のランニングにも適しています。
アシックスも同じなのですが、突起がたくさんあります。
かかとにも突起がたくさんあるので、校庭でのグリップ性を上げていて、滑りにくいです。
こちらの2足はコンクリート向けのランニングシューズなので、違いがよく分かると思います。
こちらはバスケットシューズなのですが、このような靴は通学用では向かないんですよ。
走りまわった時に滑ります。
体育館ならいいのですが、砂利などには適しません。
もし小学生や中学生で山道、里山の様な道から通っている方にはこのような靴をおすすめしたいです。
これはダート(悪路)向けの靴で。
この靴自体は昔のトレイルランニング用(1970年代)の靴なのですが、滑らない様にこの様に突起が出ています。
校庭の土や砂利も捉えますし、山道や木の葉が落ちる滑りやすい道を歩くように考えられた靴です。
そうゆう靴は最初からアッパーもメッシュ地になっていませんし。
靴のソールを見るだけで、どのような用途で作られているか分かります。
通学登校時に、山道や滑りやすい道はこのような靴がグリップ性があるのでとてもいいです。
ニューバランス574も元は悪路、ダート用のランニングシューズなので、地面後グリップするような作りになっています。
こうゆうのは校庭での運動に適しています。
今挙げている靴のメーカーはどこもソールのクッション性が良いです。
訳の分からないメーカーはだめですが、ちゃんとしたメーカーなら心配いらないです。
蛍光塗料が入っているか?
蛍光塗料は中学生のお子様がいらっしゃる方には靴に入っていてもらいたいところです。
遅い時間の下校、冬の早い時間の登校などにとても重要です。
夜、ランニングする方にも。
街灯も光もいいのですが、蛍光塗料があるとライトの反射でかなり分かるので。
アッパーのかかととアウトサイドに入っています。
これはメーカーによって違います。
かかとの場合。
ミズノとアシックスは蛍光塗料が入った靴も多いし、サイドや靴ひもの留めるところにも入っていたりします。
アウトサイドの場合。
足先の所に蛍光塗料が入っています。
蛍光塗料は車に人がいることを知らせるのでとても重要です。
蛍光塗料は同じぐらいライトを反射させるので、光るので、「誰かいる」と知らせるのでとても重要なのですが、これもメーカーによります。
ミズノ、アシックス、リーボックは結構入っています。
ニューバランス、アディダスは私は蛍光塗料が入っている靴を見たことが無いです。
サイズの選び方
先ず、日本人の足の形を知りましょう。
日本人の大半の人が足が幅広の足で、足の指の付け根をぐるりと囲った長さはワイズと言うのですが、そのワイズが3E(EEE)ぐらいと言われています。
人によって、2EやEの人もいれば、4Eの人もいますが、目安として3Eぐらいと考えてください。
3Eもワイズがあれば、ゆったりと履けます。
これもメーカーによって違っていて。
リーボックやニューバランスやアディダスは細い作りで、ミズノやアシックスは広い作りです。
それと、かかと内部の履き口の周りのクッション性も大切です。
ちゃんとかかとを支えてくれるか。
そこも靴によって違いますが、最近のランニングシューズはしっかりしています。
足先の遊び、空間の空けなのですが、成人男性は1.5cmから2.0cm、成人女性は1.0cmから1.5cm。
子供なので、もう少し0.5cm短めぐらいと考えていただければ。
なんで足先を空けるのかと言うと、人の足は、絶えず変形します。
夕方になると血行によってむくんできたり、足を曲げたり、屈んだりすると足は普通の時よりも足が長くなります。
靴は劣化すると縮みますし、ある程度の余裕を空けないと、足に負担がかかって痛くなって、足を痛めます。
それに、子供は成長します。
足先が当たると大人に成った時に足を悪くしますので、ピッタリよりも空けないと足を痛めますので、靴の足先の遊びはとても大切です。
私は指一本分の空けを作るのが好きです。
これは同じアシックスの靴の中敷きを外して、自分の足の指先の普段履いている位置を線引きで測ったら、1.8cmの足先の空きがありました。
このぐらい空けを作った方がいいです。
交換の時期
靴の買い換えの交換する時期、タイミングの見極め方なのですが。
ソールを見る方法で。
ソールの黒いところはコンクリートなどの硬い路面に当たる為に作られているソールなので、そこが磨り減った時に、無くなってしまうとクッション性とグリップ性が悪くなります。
白いところは柔らかいクッションなので、コンクリートの硬い路面に対しては作られていないので、黒い部分が無くなると足にかかるコンクリートや釣りの衝撃がそのまま足に当たるので、足の踏み込み部、指の付け根部のところが磨り減ったら買い換えましょう。
かかとソールの所なら、かかとの内側か外側の減りで黒のソールが磨り減り、クッション性が無くなるので、その時にも買い換えましょう。
子供の成長での買い換えは、足先の空きが無くなったり、「足が当たらないか?」こまめに聞くと良いでしょう。
それで、指で足先の空きがきつくなっていたら買い換えましょう。
まとめ
靴が好きなだけなのですが、通学用の運動靴を選ぶのに悩んでいる様な方がいるなら、そんな記事を書きたいなと思いまして。
総合的に見て、アシックスのJOG 100 2が良いですかね。
安いので、買い換えも経済的だし、クッション性もあるし、グリップ性もあるし、蛍光塗料も付いてるし、コストパフォーマンスに優れている靴です。
登校での、コンクリートでのクッション性にも、校庭でのグリップ性のどちらにも優れているので、履きやすい運動靴です。
ただ、安いので、耐久性に優れないところもあり、ソールの減りで痛くなったら、買い換えてあげてください。
少し高くなっていいのなら、アシックス GEL-LYTEシリーズだったり。
ニューバランスの574や368や373のような靴は履きやすくて良いでしょう。
ニューバランスの368は元は365という365日履ける靴をコンセプトにした靴なので、それと同じようなものとして、ニューバランス574やアシックス GEL-LYTE(私が小学6年生の時に卒業アルバムもあるのでいい靴をと、親が買ってくれた靴)などを挙げたいと思います。
でも、子供の足は成長する。ということを考えて、1年消費で考えることも忘れないでください。
特に、足の指回りとして、ワイズが広めなものを履かせてあげてください。
住んでいるところの環境を考えて、コンクリートが多め、ゴム校庭のような都会だったり、悪路でダートの通学路のような山や里山のように、土地によってグリップ性が必要な山道ならソールに突起があるものが良かったり。住んでいる環境も大切なのです。
子供は成長が速いので、それでも足に合った良い物を履かせることが子供の為にもなるので、分からない方の為に記事にしました。
足に負担のかからない靴を履かせましょう。
最後までお読みくださいましてありがとうございます。
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